掛川の喫茶八十八景プロジェクト

お茶のまち掛川には、ゆったりお茶したくなるような素敵な風景がもっともっとあるはず。
そんなおすすめスポットを市民目線で募集して88ヶ所集めてみよう!というプロジェクトを、お茶を飲み飲み、のんびりまったり準備中です♪

第3回WSグループワーク「お茶の愉しみ・これから」

第3回WSグループワーク「お茶の愉しみ・これから」
 緑に囲まれた「茶の庭」さんで、和紅茶の多様性や、いま求められているお茶についてお話をうかがったあとで、近くの席の参加者さん同士で意見交換をし、思ったこと、気付き、感想などを発表していただきました。

・和紅茶にもいろいろあり、品種や産地でもちがってくると聞いて興味が増した
・お話を聞いて楽しそうだったので、地元のカフェめぐりはもちろん、鹿児島の紅茶サミットや東京のカフェにも行ってみようと思う
・和紅茶はまろやかで飲みやすい。ミルクや砂糖がいらないのもいい。
・時間が立っても変質が少ないので、出かける時も水筒に和紅茶を入れて行き、ごくごく飲めるのがいい
・「日本紅茶なんて・・・(本場の紅茶に及ばない、真似しても同じにはならない)」という声があるが、国産の紅茶ならではの特色を生かして「日本紅茶」として確立していけばいいと思う。これからもっと増えていくといい。
・毎年紅茶を手作りしているが技術を要する。和紅茶は美味しいものと美味しくないものの差が大きい
・在来のお茶は畝ごとに味が違う。(製茶したお茶をブレンドするのではなく)製茶する時に品種をブレンドするのも面白いのでは?
・自分たちが良いと考えることだけでなく、求められていることを組み入れて、消費を伸ばす見せ方・提供の仕方が必要ということ。とても参考になりました。

第3回WSグループワーク「お茶の愉しみ・これから」
 他にもたくさんのご意見・ご感想をいただきましたが、そのなかでもひとつ、素敵なエピソードをうかがったのでご紹介させていただきます。
 この場所に「茶の庭」のカフェを作ると決まったとき、希望者を募って茶の木を植える会があり参加した。(上の写真の左手奥の丘の部分)
 あれから3~4年が経ち、今こんなふうに茶の木が育って、茶の花が美しく咲いていて、幸せな感じがする。
 あの日を思い出し、想いが繋がっている、ついにそういう時が来たんだと感慨深い。
 つながりを感じる想いが、お茶の味わいを高めるのではないかと思います。

第3回WSグループワーク「お茶の愉しみ・これから」
 
 「つながりを感じる想いが味わいを高める」 素敵な言葉ですね。
 思えば、ワークショップ1回目の貞永寺様、2回目の大日本報徳社、3回目の茶の庭さんを通して、悠久の時のつながり、大切に残そう・護ろうとする想いのつながり、人と人のつながり、地域のつながりを振り返ることで、そこでいただくお茶がより美味しく感じられたように思います。

 現代の生活様式の変化に近年のコロナ禍も重なって、つながること・つながりを感じることが制約されてしまっていますが、だからこそ意識的に、つながりを感じとり、また感じてもらえるように工夫することも大切なことかもしれませんね。



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